健康になる p(^∀^)q » 脳梗塞について http://health.jpn.org 頑張って健康になるためのエトセトラ。。 Sun, 27 Dec 2009 14:17:26 +0000 ja hourly 1 http://wordpress.org/?v=3.1.3 脳卒中(脳血管障害) http://health.jpn.org/archives/2005/07/post_24.html http://health.jpn.org/archives/2005/07/post_24.html#comments Sun, 31 Jul 2005 06:14:57 +0000 こてつ http://good-match.net/health/archives/2005/07/post_24.html 脳卒中(脳血管障害)
以下のような「脳梗塞」「脳内出血」「くも膜下出血」等の脳血管障害を総称して「脳卒中」と呼びます。

脳血管障害の分類には米国のNational Institute of Neurological disorders and Stroke(NINDS-?、1990)の分類と国内の厚生省循環器病委託研究班の分類(1990)がありますが分かりやすい方で分かりやすいようにまとめてみました。

悪性リンパ腫治療入院のスケジュール
脳血管障害の分類(厚生省循環器病委託研究班の分類)
1.明らかな血管性の気質的脳病変を有するもの
虚血群(虚血性疾患)=脳梗塞(症)
脳梗塞
動脈硬化などのために動脈が狭くなったり、あるいは動脈や心臓内に出来た血のかたまりが脳の動脈に流れ込み詰まってしまうために起こるもので、その詰まった血管によって栄養を受けていた部分の脳組織に血液がいかなくなり破壊されて、脳の軟化を起こします。
突然、発症するもの、段階的に増悪するものなど、病型により様々ですが、多くの場合、前駆症状としてめまい、頭痛、舌のもつれ、手足のしびれ、半身麻痺や昏睡などになります。
├脳血栓症(血栓性)
├脳塞栓症(塞栓性)
└分類不能の脳梗塞(無症候性脳梗塞など)
出血群(出血性疾患)=頭蓋内出血
脳内出血
脳の血管が破れて出血をおこすもので、多くの場合深い昏睡とともに半身の麻痺が起こります。脳内出血の誘因として疲労、精神不安、寒冷刺激などが多く、また活動中にも起こることが多いです。
くも膜下出血
脳は、くも膜という膜でおおわれていますが、くも膜と脳の表面との間にある小さな動脈にこぶ(動脈瘤)があると、血圧があがった時などに破れて出血(脳動脈瘤破裂)し、くも膜下出血になります。頭痛がひどく悪心、嘔吐があり意識が混濁しますが、四肢の麻痺は通常おこりません
2.その他
一過性虚血
脳の血液循環が一時的に悪くなり、めまい、失神、発作などをひき起こします。少し横になっていれば治りますが、脳梗塞の前駆症状とも考えられており、高齢者では十分な注意が必要です。
慢性脳循環不全症
脳動脈硬化症。一般的にいわれる脳血管内の動脈硬化により脳への血流障害が起きるもの。
高血圧性脳症
高血圧がかなりひどくなると、脳の内部にむくみが起こります。このため、頭痛、嘔吐、手足のけいれんなどが見られ、目が見えなくなることもあります。
その他

脳卒中の主流は脳内出血から脳梗塞へと変化してきています。
死亡率が減少している反面、患者数はむしろ増加していることから、今後、発症予防や発症した後のリハビリテーションの推進がますます重要になります。

]]>
http://health.jpn.org/archives/2005/07/post_24.html/feed/ 0
脳梗塞の分類 http://health.jpn.org/archives/2005/07/post_25.html http://health.jpn.org/archives/2005/07/post_25.html#comments Sun, 31 Jul 2005 05:18:52 +0000 こてつ http://good-match.net/health/archives/2005/07/post_25.html 脳梗塞=虚血群(虚血性疾患)

脳卒中のうちの脳梗塞=虚血群についてもう少し詳しく分類してみます。

脳梗塞の分類(NINDS脳血管障害分類第3版による分類法)
1.発生機序による分類
血栓性
脳の主幹動脈が梗塞を起こすことによって血圧が低下し、もともと血行がよくない脳の部分の血流が悪くなって生じる脳梗塞。
塞栓性
おもに心臓でできた血栓が原因で起こる脳梗塞。
血行力学性
動脈硬化によって狭くなった血管にできた血栓が原因で起こる脳梗塞。梗塞が起こった動脈の種類によって皮質枝系梗塞(脳の表面を流れている動脈に起こる梗塞)と穿通枝系梗塞(脳の深部に入っていく動脈に起こる梗塞)に分類される。
2.臨床的カテゴリー分類
アテローム血栓性脳梗塞
頭蓋内の大きな動脈や、脳に血液を送る頸部の動脈に起きた、動脈硬化(アテローム硬化)が原因となります。血管壁内に余分なコレステロールなどが沈着して、血管の内腔が狭くなると、血栓(血の塊)ができます。その血栓によって直接血管が詰まる場合と、頸動脈などにできた血栓がはがれて脳に流れて行き、その先の細い血管を詰まらせるケースとがあります。
心原性脳塞栓
心臓にできた血栓が、血流に乗って脳に流れて行き、血管を詰まらせるタイプです。正常な心臓であれば、まず血栓はできませんが、心房細動(心房が不規則な拍動を繰り返す)、リウマチ性心臓病(弁膜症)、心筋梗塞などがあると、心臓内の血液が停滞して、血栓ができやすくなります。
ラクナ梗塞
脳の深部にある細い血管が、詰まるタイプで、日本人に最も多く見られます。明確な原因は不明ですが、主に高血圧により、血管壁が傷害されて厚くなり、血流障害が起きると考えられます。
その他の脳梗塞
3.病巣部位による分類
内頸動脈
中大脳動脈
前大脳動脈
椎骨脳底動脈系
椎骨動脈
脳底動脈
後大脳動脈
]]>
http://health.jpn.org/archives/2005/07/post_25.html/feed/ 0