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« 悪性リンパ腫の診断と病期 | メイン | 悪性リンパ腫とは »
3.悪性リンパ腫の患部
悪性リンパ腫の病気がおよぶ場所はリンパ節が多いです。リンパ系組織は、全身に広がる血管のような細い管であるリンパ管と、リンパ管に介在するリンパ節で成り立っています。リンパ節は感染症と戦う細胞をつくったり蓄えたりしている器官で、やはり全身に分布していますが、特に頸部、わきの下、鼠径部(そけいぶ:足のつけ根)、腹部、骨盤部に集まっています。脾臓や胸腺(胸骨の裏側にある組織)と扁桃もリンパ系組織の一部です。全身に広がるリンパ管のため全身のあらゆる臓器に発生する病気でもあります。
主なリンパ節は右図のような場所です。
耳下線リンパ節(耳の裏側下部)、頸部リンパ節(首筋)、鎖骨部リンパ節(左側の鎖骨付近のリンパは静脈とつながっています。最終的にすべてのリンパはここに流れ込み、そのあとは静脈から腎臓に行き尿として排泄されます。)、腋窩リンパ節(わきの下)、腹部リンパ節、膝窩リンパ節(膝関節の裏側)がそのリンパ節の主な場所です。
4.悪性リンパ腫の症状
頸部、わきの下、鼠径部(そけいぶ:足のつけ根)などのリンパ節がはれてくることが多く、通常は痛みを伴いません。病気が全身に拡がるタイプでは、発熱や体重減少、寝汗、身体のだるさ、かゆみなどがみられることがあります。リンパ節以外の臓器に発生する悪性リンパ腫の場合は、その部位がはれたり、健康診断の際のX線検査などによって悪性リンパ腫が偶然発見される場合もあります。
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